アニメやゲームへのアテレコ、海外ドラマや映画の吹き替え、番組ナレーターなど、かつては“裏方稼業”として知られていた「声優」という職業。しかし、昨今の「イケメン声優」ブームにより、イベントやテレビ出演、アーティスト活動など、“顔出し”で活動する機会も増え、中にはアイドルにも引けを取らない人気を集めている者も多く存在する。
「ルックスや歌唱力が長けているのはもちろん良いことなのですが、いわゆる『量産型』の若手声優が増加していることが気になります。最近デビューしている20代〜30代の若手声優は、専門学校卒業後、養成所を経て事務所に所属するパターンがほとんどで、判で押したように一辺倒な演技が多い。突出した個性がなく、声質も似ている者が多いので、声を聞いただけでは誰が誰だかわからないんです」(声優業界関係者)・・・