――神谷さんは、これまでミニアルバムはコンスタントに出されていますが、今回発売されるフルアルバムの制作は11年ぶりになりますね。『appside(アップサイド)』というタイトルはどういう意味でつけたのでしょうか。
楽曲制作に関しては、これまでもずっとクリエイターの皆さんにお任せしているところが多いですが、タイトルだけは自分でつけるのがKiramuneレーベルの習わしなんです。今回は、サウンドディレクターから、「スマートフォンをモチーフに曲を集めてみたらどうか」というアルバムコンセプトを提案されて、それはおもしろいんじゃないかと。それで作られたのが、今回の10曲です。『appside』のアップですが、「up」ではなくアプリケーションという意味で「app」にしました・・・