さまざまな表現はあれど「不良の頂点を目指す」というフレーズは、ヤンキーを題材にしたアニメ作品において、よく耳にする王道のテーマかもしれない。しかし、現代に溢れかえるヤンキー作品の数々の中でも、間違いなく“本物のてっぺん”を取りに行く気概を感じさせる作品が『WIND BREAKER』だ。
超不良校として名を馳せる風鈴(ふうりん)高校に、喧嘩を求めて転校してきた1年生・桜遥。しかし桜はやがて、風鈴高校がただの不良校ではなく、街を守る「防風鈴(ボウフウリン)」としての役割を果たしていることを知る。
不良が英雄として頼られる街を舞台にした『WIND BREAKER』の魅力は、ただケンカが強いだけではない、深いバックグラウンドを持つ登場人物たちにある。そんな中でも、桜のライバルであり仲間である杉下京太郎を演じるのは、声優の内山昂輝だ・・・
内山昂輝、声優の“てっぺん”を取るのは「声質と努力を続ける人」 映画への想いも語る|Real Sound|リアルサウンド 映画部